介護職

心の痛みと体調不良から休職に至る経緯について

2023年11月、心が痛くて仕事に行くことができませんでした。

心の痛み、すなわち精神的なものです。

上司に報告して心の痛みが強くて体が思うように動かないことを説明しました。

 

突然、病んでしまった心の痛み

11月に入ってとにかく心が痛くていたくて切ない日々が続いていました。

何がどうしてこうなった…

とにかくすべてが空回りしてしまい、頭の中の思考と体が追いついていない状況でした。

そして、ある日、朝起き上がれず、ベッドから職場に電話を入れます。

心の痛みが強くて起き上がることができません…お休みをお願いいたします

2日間のおやすみをいただき、復帰しました。

夜勤をしていたので、代わりの人がいないということもあり、自分の心と身体を無視して介護をしておりました。

その頃はもう余裕すらない状況で

仕事に行く→寝る→仕事に行く→寝込む

という感じでした。

生きているという実感はほぼなく、ただロボットのように夜勤のシフトをこなして給料をもらうという奴隷のような生活でした。

介護士なのに風呂に入ることすら体が拒否していたので、シャワーを短時間で済ませ仕事に行くという50歳なのに…必死に仕事に行くことしか考えていない時期でした。

子どもの話を聞いてあげるということもできないほどの疲弊していた時期でした。

 

10日後に同じ症状が始まる

12月に入り

もうすぐ賞与がでる!もう少しだけ頑張ろう!

と思って自分の心を押し殺して仕事をしておりました。

ところが賞与支給日の数日前、今度は頭がフリーズするという減少を職場で感じた日がありました。

 

夜勤している真夜中、自分が今どうしてここにいるのかがわからない時間帯がありました。

夜勤を終え家に変えると倒れ込むように横になり気がつくと12時間以上爆睡。

幸い、主人がシーズンオフであったため、子どものことは心配しておりませんでしたが、あまりに長く寝込んでいたので子どもが心配をしてくれました。

 

どうもおかしい…

心の痛みは消えないし何もしていないのに涙が出てきて切ないのです。

ネットを使って色々と調べたら「適応障害」という言葉に出会います。

 

ベッドから起き上がれないこと約3日間。トイレにいくまでに30分以上かかる始末。

自分で自分が嫌になり、職場へ行こうとすると涙は止まらず、めまい、吐き気など拒否症状が始まったのです。

心療内科という場所へ行こうとしますが、どこも1ヶ月の予約待ちでどうしたら良いのかわからない。

そんなときにオンライン診療というものがあることを知ります。

ネットから予約をすると翌日に診察を受けられ、「適応障害+抑うつ状態」という診断を受けます。

 

すぐに上司に電話をして医師からの指示で休職することを伝え、診断書は体調が回復してから持参することで一旦お休みをすることになりました。

 

適応障害+抑うつ状態

イマイチ、よくわからない症状ですが、どうやらうつになる前の状況がこれにあたるみたいです。

なにかストレスになる要因が存在しており、それに拒否をする、脳が体にストップを掛けるのがこれみたいです。

私の場合、とある上司からの一言でそれが発病しました。

ここで起こっている出来事を他の人に言うのをやめてもらいたい!特に◯◯さんに言うとその内容がどんな風になっていくのかわかっていますか?

こんなニュアンスで言われました。

介護の現場ってなかなか愚痴が吐きにくい現場なのですが、私が唯一、本音を言えて相談しやすい上司というのが他のフロアにいたリーダーでした。

自分のリーダーってやることはやらないけれど、人の指摘はズバズバとする人。そんな人が上司になったのが休職する約7ヶ月前のこと。

ぶっちゃけると夜勤をしている上司でしたが、仕事はろくすっぽしてない、夜勤中に寝ている、でホントに嫌な上司でしたね。

挙げ句に自分は悪くないPRをするのがうまい!

自分のミスは自分で責任を取るのではなく部下がやったような言い方をしてその上の上司に報告するような人です。

 

休職から一旦復帰

一旦、お休みをいただき約60日ほど休職をしたところで、自分から医師に復帰をしたい意思を申し出て復帰をしました。

理由はだた一つ。

人員が足りていないことを知っていたので、早く戻らねばみんなの身体が壊れてしまうと思っていたからです。

医師からは一旦、許可は出すけれど、駄目!と思った段階で我慢せずに休みをもらってほしいとアドバイスされました。

約1週間頑張って日勤のみで勤務していました。

周りからはかなり心配をされて、以前、一緒に仕事をしていた方も様子を見に来てくれて、仲間ってありがたいな〜と思った瞬間でした。

ところが、例の上司は同じフロアにいるわけで、一緒に仕事をすることになるんですよね。

なんとか気持ちを保てるように必死に笑顔を振りまき仕事をして家に戻る。

しかし、また仕事以外の時間は横になっている状態。家事とか一切できない状況。

これで生きていると働いていると言えるのか?と自問自答を繰り返し振り返ったとき、身体のすべての機能が停止しました。

2月14日バレンタインデー→この日に受診して長期休職をすることになりました。

医師からは最低でも6ヶ月、ながければ2年はかかるので気長に療養していきましょう!とアドバイスされました。

【追記】

ちなみに…

この適応障害というのは育った環境がかなり影響してくるようですね。

これを知ったのが後の話です。

私の育った環境は悪かったか悪くなかったかと言われればあまりいい環境ではなかったということです。

親が悪いとかそういうことではなくて…

自分の育った環境とも向き合う時間を作らないといけないんだなということです。

これについては別の記事に書いていますので興味ある方は読んでみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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