介護職に就いてから約7ヶ月になります。特別養護老人ホームの施設で働き始めてからは2ヶ月です。本当にいろいろなことを学びました。
特別養護老人ホーム(通称:特養)ではどういう仕事内容なのか、気になりますよね?そこで、私が実際に行っている仕事内容を紹介します。
特養での仕事内容
特養と言っても、多床室とユニット型では仕事内容が異なるそうです。
そこで、昔ながらの多床室ではどういう仕事をしているのかを紹介します。
排泄介助
介護職の鉄板の仕事内容です。
ご自身でトイレに座って排泄ができる方はトイレ誘導という一部介助のみです。
しかし、やはり特別養護老人ホームという場所ですので、約6割の方はオムツ交換になります。
中にはリハビリパンツの方もいますが、就寝時には紙おむつとパットを組み合わせて使用しており、3〜4時間に1回くらいの頻度でオムツ交換をします。
食事介助
一人で食事を摂れる人もいますが、手が思うように動かない方などには食事介助を行っています。
朝食、昼食、夕食の3食の介助がありますが、基本的に2食の食事介助で仕事はバトンタッチされます。
早番でシフトに入ると、朝食、昼食の2回の介助です。遅番だと、昼食と夕食の介助となります。
服薬介助
薬を処方されている方が多く、服薬をしっかりとしているかどうかを確認する上で服薬介助をおこないます。
また、点眼薬、湿布薬なども介助が必要になっている方にはサポートをしています。
入浴介助
特別養護老人ホームでは、1週間に2回の入浴介助をしています。
基本的に午後からの入浴となりますが、入浴介助は当番制で一般浴、特浴、中間浴と3種類おこないます。1日32人ほどの入浴を2時間くらいで行うためハードな仕事です。
当日、看護師の指導の元、入浴禁止になった方には、清拭を行っています。
口腔ケア
食事が終わると口腔ケアを行います。
一人ひとりにあったケアをしているつもりではありますが、嫌がる方も多いので手厚い口腔ケアはできていません。
職員ができない部分をカバーしてもらうために提携の歯科医がいてくれます。そこの歯科衛生士さんが毎日数名の口腔ケアにあたっているため、少々、雑ではありますが、簡単な口腔ケアだけで済ませているというのが現状です。
移動、移乗
ホールへの移動、面会のときの移動、健康診断、体重測定、入浴時など、ベッドから車椅子へ離床するとき、車椅子からベッドへ臥床するときには移動や移乗を介助します。
見守り、巡回
主に、食堂ホールで過ごされている方の見守りもします。
見守りのとき、時間があるとレクレーションなどをして過ごしていただくこともあります。
夜は1時間おきに巡回をしています。オムツ交換のときでも同室の他の方がどうしているかを必ず確認しておくのも大切な仕事です。
記録
特別養護老人ホームの中には、すでに端末導入をしており、都度記録できる体制が整っているところもあるそうですが、私が勤務している特別養護老人ホームでは未だにアナログ式の記録です。
表が作ってあり、簡易記録をしてから個人の記録用ファイルに書き込みします。
昼間の記録の一部は介護補助員の方がやってくれますが、重要な記録に関しては介護職員が行っています。
ゴミ捨て、洗濯等の雑務
オムツや食堂で出たゴミ、汚れた衣類、寝具類をまとめて指定の場所へ持っていく仕事もあります。
昼間と夕方から夜にかけては雑用をしてくれるパートさんが交代で勤務しており、食事用のエプロンの予洗い、食器などの洗い流しなどをしてくれて、ゴミ出しや洗濯物を指定の場所へ持っていってくれますが、深夜、準夜のときはその人達がいませんので、介護職員が行います。
食堂での洗い物
利用者さんの口腔ケア道具、コップ、小皿等を洗う仕事があります。
この仕事は昼間は介護補助員さんがやってくれているのですが、極稀にお休みしている日と夕食後に限っては介護職員が行います。
洗浄をしたら感染予防のために消毒を行っています。
現時点で私が関わっている仕事はこんなカンジです。
※追記があれば加筆したいと思っています。